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help リーダーに追加 RSS ★栗駒巡りの記 (長文)

<<   作成日時 : 2008/07/21 21:06   >>

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 この3連休で、とても気になってたこと。

 そう、この1ヶ月ほど前の、地震で
近づくこともままならなくなった、栗駒の山々。

 約3年ほど前に、紅葉狩りに行ってから、
遂に山頂を目指すこと、2回。

http://kerophoto.at.webry.info/200706/article_8.html
http://kerophoto.at.webry.info/200610/article_4.html
http://kerophoto.at.webry.info/200606/article_6.html


 そして、世界谷地原生花園に咲いていた
ニッコウキスゲや、
そして
深い息づかいを伝えるかのような
古来からの大木に、リフレッシュして
もらった事が懐かしい。

 
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 国道398号線は、完全通行止めと
いうことらしいので、せめてその近くまで
行って山肌がどうなのか、遠くからでも
見れないもんか、

 それを自分の目で見て、心に納得をした上で、
男鹿半島の夕焼けを撮りたいな、
と思っていた。

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 鬼首(おにこうべ)の方に行き、そこから
県道248号線のほうに抜けようとしたが
途中で道が封鎖されている。
 また逆に花山村の方に通じる道もやはり
封鎖されている。

 せめて、その被害状況は、途中の道路の
痛み具合で、そのすさまじさの一角を知る
程度だ。

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 いろいろとこの界隈を車で廻ってみたが、
どうにも近づけないので、これは仕方ない、

と諦めて、国道108号線に戻り、
秋田方面へ行くことにした。

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 県境を越えて、秋田側に入ると、小雨が
降ってきた。

 あ、こりゃぁ、男鹿半島の夕焼けは
無理だわな〜。 

 時間も3時半頃で、どうしよう。
・・・

 と見ると、レストハウスがあり、

宝寿(ほうじゅ)温泉

「一滴の水も加えない源泉かけ流し」
¥380 とある。

 むむ、これはまず風呂に入ってから
考えよう。

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 売店で利用券を買い、約200mほど離れた
浴場に行ってみると、受付の人も含めて
誰もいなかった。

 おお、源泉かけ流しの湯船を貸切りか、
悪くないなぁ、

とまずは携帯カメラでパチリ。

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 とまぁ、良い気分で風呂に浸かりながら
手足のマッサージをしていると、

ガラリ。

 「あ、どうも・・」と言いながら、
おじさんが入ってきた。

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 聞いてみると、今山登りをした帰り道で、
この温泉を見つけ、入ることにしたらしい。

 お年は68歳というが、結構若々しく、
60歳くらいに見える。

 現在、年金暮らしで、金のかからない、
山登りを月に2〜3回やられている、との
ことだった。

 で、明日はどうするんですか、
と聞いてみると、栗駒のほうに登山に
行ってみる、とのことだった。

 宮城や岩手からのルートは今回の地震で
ダメになったが、秋田経由で、須川温泉の
ほうのルートは大丈夫だという。

 そして今日は、道の駅にて、車中泊を
するのだと。 ・・・

 なにやら同じようなパターンなので嬉しく
いろいろと情報交換。

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 分かれた後も、車を運転しながら、

・・・ 、男鹿半島どうしようかな。

 と迷いつつ、道の駅おがち、に到着。

 さらに、国道13号線を北上しながら
迷っていると、ほどなく国道398号線
への分岐点が見つかる。

 とっさに、やはり栗駒へ行ってみようと、
心に決めて、ハンドルを右に切った。


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 途中、稲庭城址入り口を見つけ、パチリ。

 稲庭というと、うどんで有名だが、

昔、出羽の国の守護の為に設けられ
久しく県南政治文化の中心地であったという、
らしきことが石碑に記載されてある。

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 この散策路を行ってみようとも思ったが、
どうも道路にいっぱい生えた草むらの上に
足跡がなく、

時間も無いことなので、省略。

 多少、後ろ髪もひかれるが、
栗駒が待っているではないか。

 地元で、今日の夜食 と
鬼のいぬま洗濯とばかし、おしゃけ、

そして、山登り用の朝食/昼食などを
買い占めて、さて稲庭を出発。

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 行って見ると、398号線から須川温泉の
ほうに入る道は、17:00までおしまい。
ゲートが封鎖されるらしく、朝は7時半からで
ないと開かない、

との事だった。

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 これは仕方ない。
 今日はこの界隈で、車中泊だな、
と覚悟を決め、まずは腹ごしらえ、
と小安峡温泉のとある食堂で、
稲庭うどんを、所望。

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 出てきたうどん、
ん〜、確かに稲庭うどんとは思うが、
ちと、茹ですぎだなぁ、・・・

せっかくのうどんのコシが、みじんにも
失せてしまって、 とっても残念。

 食堂のTVを見ていると本日のニュースで
2点ビックリ。

 宮城県、秋田県で震度4の地震が
また発生。 (震源地 福島)

 そして、今日 宮城県知事(?)が
栗駒の風評防止の為に、栗駒山に
登ったとか。

(この最近は、1日に10人程度しか
訪れていなかったらしい。)

 これは、やはり栗駒に登るしかないか、
と新たに覚悟を決め、

元気よく、「ごちそうさまでした」 と
店を出るのでした。  (^_^;)

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 すぐ近くに、「小安峡大噴湯」 という名所があり
廻ってみた。

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 いやあ、すごい、すごい。
岩肌のあっちこっちから、熱湯が
吹き出してきている。

 たしか、2年くらい前にいった、
大分の地獄巡り、を思い出した。

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 夢中で、Nikon AF-S VR Zoom 18-200mm
のレンズを使って撮ってみた。

 そう、この時間帯は既にやや薄暗い18:30頃で
VR(手ぶれ補正)機能の付いたレンズの性能や
いかに? といったチェックをもしてみたかった
のだ。


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 ただ結論から言うと、

いいところ1/8秒くらいまでが、なんとか
三脚無しの撮影ができるが、1/2秒なんかは
上の写真のように、手ぶれが目立ってしまうようだ。
(けろっぷの腕では。 (^_^;))

 それに、どうも中望遠にした時に、
自動焦点のピントが甘い気がする。

 それに彩度も今ひとつパッとせず、
やや青緑が強いかな。

 せっかく買ったレンズだけど、これは
風景写真向きではないな、・・・
スナップ写真用かな、

 と(後で自宅に帰ってから)納得。

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 さて、こうして寝床を近くの
木地山キャンプ場に定めたのはいいが、
人っ子ひとりいない。

 案内では、露天風呂もあると書いては
あったが、この地震で休業、と現地の場所に
書いてある。

 ということで、何もすることもなく、
買っておいた、おしゃけで一人乾杯!
8時PM 就寝。

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 夜中の2時半頃、何気なく目をさますと、
満月の月が見える。

 山に入ってしまいそうなところを
慌ててカメラでパチリ。

(やはり、焦点が甘いなぁ。)

 起きたついでに、車の中で、
懐中電灯に照らし出された本を読んでみる。

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 読んでいる本が、心理学系なせいか、
奇しくも照らし出された灯りが、ハートの形に
なったところで、また写真を撮る。

 なに覚えたのか、さっぱり分からず、また寝る!

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 翌朝、鳥の声などに起こされ、みると
湯煙がたっている。

 温泉をひいてるだけあって、もうもうと蒸気を
はいている。

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 多少、この周辺を散策した後に、
せっかくなので、泥湯温泉を経由して、

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そして、川原毛地獄(かわらげじごく)へ。

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 緑一面だった山あいが、急に真っ白な岩肌に
変わる。

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 ここには136の地獄もあるが、極楽もある
という。

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 かつて気功を習った時に

実は現世が地獄だ、とか聞いたことをも
思いだし、ではいざこの地獄と極楽を
味わおうと、

薄い記憶の、気功らしきもので、
呼吸を整えていると

どこからともなく、カラスが・・・。

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 むむ、あの世の使いか? 

などとは思わず、いろいろと地獄巡りを
してみる。 (^_^;)

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 そして、お地蔵様が。

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 いよいよ、極楽は、近いぞ〜、

とさらに進んでいくと、・・・

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 おお、あったぁ、・・・

 これこそ極楽、極楽!

 既に存分に楽しんでいる人がいるので
写真だけパチリ。

(温泉の流れている滝なのでした。)

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 とまぁ、結構歩き回った後に、

どれ、7時になったので、いざ栗駒へ〜。

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 宮城県側に抜ける道は、
監視員がついていて、人・車とも全面通行禁止、
となっている。

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 ふもとの須川キャンプ場界隈で
しばし、呼吸を整える。


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 こちらから栗駒を見ると、
山頂付近は、どうやらガスがかかって
いるように見える。

 多少の緊張をしながら、登山ルックに着替えて
どれ、出発。


(続く)

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